口腔内が身体に与える影響 口腔内が身体に与える影響

歯と口が健康への出発点 歯と口が健康への出発点

口腔内が果たす機能は食事だけではありません 口腔内が果たす機能は食事だけではありません

口腔内が果たす機能は食事だけではありません1

人にとって歯と口は食べ物を摂取する入口ですから、歯と口が人の健康を支える重要な器官の一つである、ということ改めて申し上げるまでもないでしょう。ですが、歯と口が栄養を摂取できれば健康を支える役目がすべて果たせるわけではない、ということについて少し触れたいと思います。それらは正しく機能しなければ、身体全体に大きな影響を与えることになります。

口腔内が果たす機能は食事だけではありません2

たとえば、歯並び・咬み合わせが悪いと、よく咬めないことで消化器官に負担がかかったり、アンバランスな咬み方が体全体をゆがませたりもします。ときには頭痛や不眠、ストレスなど日常生活を送るうえで支障になる症状が起こることもあるのです。

また、歯周病が体全体に悪影響を及ぼす事もあります。歯周病菌が血管内に侵入し、糖尿病を悪化させたり、血管を詰まらせて心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる重大な症状を発生させたりする可能性もあるのです。そのほか、肺炎、低体重児出産、メタボリックシンドロームや高血圧など、歯周病は現代人の健康を脅かすたいへん恐ろしい病気であると言えます。

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歯周病がもたらす身体への影響 歯周病がもたらす身体への影響

歯周病と大きく関係する病気、症状は様々なものがあります。ここでは代表的なもの(心臓疾患・脳梗塞・糖尿病・誤嚥性肺炎・骨粗鬆症)に焦点をあてて詳しくご紹介します。

心臓疾患 心臓疾患

心臓に血液を送る冠動脈が動脈硬化によって狭くなり胸痛や胸部に圧迫感を覚えると言う症状を引き起こすのが狭心症。動脈が完全に詰まってしまい死に至る事もあるのが心筋梗塞です。

動脈硬化の原因は、不適切な食生活や運動不足などの生活習慣であるとされてきましたが、歯周病が原因となる場合もある事が分かってきました。歯周病菌が歯ぐきから血管に侵入し動脈硬化を誘導する物質が出て血管内を詰まらせることがあるのです。

脳梗塞 脳梗塞

脳へ血液を送る血管が詰まってしまうのが脳梗塞です。心筋梗塞同様、歯周病菌が血管内に入る事が原因になる事があります。歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になりやすいというデータもあります。

血圧、コレステロール、中性脂肪がそもそも高い人は、動脈硬化を防ぐためにも歯周病予防が重要であると言えます。

糖尿病 糖尿病

糖尿病の影響で歯周病が発生する、ということは以前から知られていました。実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯周病にかかっている人が多いというデータも出ています。

また、最近では歯周病が糖尿病を悪化させることも分かってきました。歯ぐきから侵入した歯周病菌が体内の力で死滅しても、菌の内部にあった毒素はそのまま残り血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを阻害してしまいます。

逆に、歯周病治療が糖尿病の改善につながるという研究もあります。歯周病と糖尿病は相互に影響を及ぼしているのです。

誤嚥性肺炎 誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物が誤って気管や肺に入り込んでしまうことで起きる肺炎です。異物が気管に入りそうになると、人は咳をすることでそれを防ぎます。しかし、高齢になるとその機能が衰え、異物と一緒に細菌が入り込んでしまうのです。免疫力の衰えた高齢者は、この細菌により肺炎を発症してしまいます。

誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは歯周病菌であるとされています。高齢者の歯周病の予防は誤嚥性肺炎を防ぐために重要であるといえます。

骨粗鬆症 骨粗鬆症

骨粗鬆症は、全身の骨強度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。閉経後の高齢女性にとくに多いといわれます。その理由は、閉経による卵巣機能の低下が骨代謝にかかわるホルモンの分泌を低下させるからです。

骨粗鬆症の患者さんは、歯周病にかかりやすくなります。全身の骨がもろくなると、歯を支える顎の骨が痩せてくるからです。また、歯周ポケット内では、炎症を引き起こす物質が作られ、歯周炎の進行が加速するとも考えられています。

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健康のためにできること 健康のためにできること

歯科医の積極的なご利用をおすすめします 歯科医の積極的なご利用をおすすめします

歯科医の積極的なご利用をおすすめします1

歯並び・咬み合わせの乱れは様々な悪影響を及ぼしますが、その一つに歯周病のリスクが高まるということがあります。歯並びの乱れはブラッシングしにくい箇所を作り、除去しきれないプラークが残ってしまうのです。そこから歯周病菌が増殖していきます。

また、歯並びの乱れがだ液の分泌量を低下させてしまうこともあります。だ液は、口腔内の細菌の増殖を抑える役割を果たします。したがって、だ液が少ないとそれらの細菌が増殖しやすい環境になっているといえます。その結果、歯周病が発生しやすくなるのです。

歯科医の積極的なご利用をおすすめします2

歯周病を防ぐためにも、歯科矯正を受けて歯並び・咬み合わせを治すことは重要です。また、歯並び・咬み合わせに問題がない方でも、ご自分だけで口腔内をケアし続けることには限界があります。恐ろしい歯周病の発症を避けるためにも、歯医者で定期的に検診を受け、口腔内環境を健康に保つことをおすすめいたします。

大宮駅東口の歯医者「たきざわ歯科クリニック」は予防処置を充実させております。定期検診などプロフェッショナルケアにご興味のある方は、お気軽にご相談ください。